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SAライフ日記

クリスマスになぜサンタクロース?

子供のころはクリスマスと言えばサンタさんからのプレゼントが待ち遠しくて、
思い起こせば願っていたものは1度も届かなかった気がするけれど、
それでも朝起きてプレゼントを見たときの嬉しさは格別なものだった記憶があります。

そんなクリスマスとサンタクロース、どのような繋がりがあるか調べてみました。

クリスマスはキリストの誕生日ではなく、誕生を祝う降誕祭。
誕生日は別の日のようです(不詳)。

ではなぜ12月25日になったかというと、この頃に冬至があり、冬至を境に昼の時間が増えるので、
新しい太陽の誕生を祝う習慣に加えてキリストの誕生も祝うようになったとか。

そしてサンタクロースはどこから現れたのかというと、元は東ローマ帝国の司祭、
聖ニコラウスという人物のようです。

聖ニコラウスは貧しい家庭があったので、煙突から金貨を投げ入れたところ、
暖炉のそばに干していた靴下の中に偶然入り、その金貨のおかげで一家は窮地を脱した、
という逸話があり、「真夜中、靴下、プレゼント」という伝承が生まれたそうです。

また聖ニコラウスは、子供の守護聖人でもあるそうです。

聖ニコラウス → サンタ=ニコラウス → サンタクロースと呼ばれるようになったという説もあり。

つまりクリスマスとサンタクロースに繋がりはなく、ドイツ、ベルギー、スイスなどヨーロッパの
いくつかの国では今も聖ニコラウスの祝日12月6日の前夜にプレゼントが届けられています。

聖ニコラウスとは別に、キリスト誕生の話では、ベツレヘムに駆けつけた三賢者がキリストに贈り物を
贈ったという話がありますが、三賢者がキリストの元にやってきた1月6日に子供たちにプレゼントが
配られる国(スペイン)があるようです。
スペインではプレゼントはあっても、サンタクロースからではないのですね。

12月25日のクリスマスに合わせてサンタがやって来るようになったのは、ヨーロッパからアメリカに
サンタクロースが伝わったときに、サンタクロースと三賢者の話が結びついたからのようで、
それが現在のアメリカや日本のクリスマスの文化になったようですよ。

色々な言い伝えがあるようですが、クリスマスとサンタクロースの繋がっていったのですね。
また、クリスマスとサンタがセットではない国があることが分かり、目からウロコな発見でした。

お国が違うと文化が違って、面白いものですね。